自動返信メールの設定は、コントロールパネルを使用して行います。
最初に、http://www.ドメイン名.com/console にアクセスし、パスワードを入力してログインした後、AutoResponders をクリックします。
下記の表の、@yourdomain.com(例:@ayako.com)に自動返信メールに使用するメールアドレスを、File
Name (/Mail/AutoResp/[filename])に返信したいファイル名を、Address
to mail request message to に返信元として表示したいメールアドレスを入力し、Changeを押します。
返信用のファイルは、あらかじめテキストエディター等で作成して、/Mail/AutoResp/ディレクトリへアスキー(テキスト)モードでFTPしておいてください。
例)ドメイン名が、ayako.com で、info@ayako.com にメールが送信された場合に、info@ayako.com を返信元アドレスとして、 info.txtを返信する場合
info.txtを作成して、/Mail/AutoResp/ディレクトリへアスキー(テキスト)モードでFTPした後、
http://www.ayako.com/console にアクセスし、FTPパスワードを入力してログイン、AutoResponders をクリックして自動返信メールの設定サイトを表示させ、下記のように入力します。
返信メールの、Subject は、File Name の名前になります。上の場合、info となります。これを別のものに変更したい場合には、info ファイルの1行目と2行目に下記のように記入してください。
From:<返信元メールアドレスを記入>
Subject: <メールのタイトルを記入>
注1)Subjectに日本語を使用すると文字化けします。半角英数字をご使用ください
注2)自動返信メールアドレスに対して、受信者が返信できないようにしたい場合には、Address to mail request message to に、noreply@ayako.com と入れます。特に送信者も自動返信メールアドレスから送信したり、迷惑メールのように存在しないアドレスから送信しますと、返信ループが発生し永久にメールのやり取りが発生しますので、注意が必要です。上記2段目の例のように設定しますと、webmaster@ayako.comに送られたメールに対しては、meiwakuというファイルを送信元に返信します。送信元が実在しないメールアドレスの場合、noreply@ayako.comにメールが返信されてきますが、ここでサーバーが自動的にメールを削除してしまいループの発生を防ぎます。meiwakuファイルには次のように記載すると効果的です。
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例)
From: noreply@ayako.com
Subject: Mail address is modified temporary
***こちらは自動返信メールです。このメールに対して返信することはできません***
あやちゃんカンパニーです。お世話になっております。
大量のスパムメール対策といたしまして、ご使用されましたメールアドレスを一時的に停止させていただいております。
代わりに、info@ayako.comを用意させていただきますので、もしこのメールを受け取られた場合には、当社へのご連絡
はこちらのアドレスをご使用ください。
以上よろしくお願いいたします。
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大部分の迷惑メールは一括アドレスリストで大量送信しており、このような返信を受け取っていちいちアドレスを変更すること
はしません。一方大切な人からのメールはこの返信メールによりメールアドレスを変更して再送されます。
当社のスパム対策方針:当社のサーバーでは既知のスパムメールを自動的に検出し、’SPAM’の文字を件名の前に挿入してお知らせする設定をしています。ただしこれは大枠での設定になりますので、個別の迷惑メール対策につきましてはウィルスバスター等のセキュリィテイソフトをご使用ください。またスパム判定には誤判定もありますので、すでにご自身で対策されている場合には、ご連絡いただければ設定をオフにさせていただきます。
スパム対策方法/下記サイトにいろいろな対策方法が記載されていますので、ご参照ください。無料のスパム対策ソフトウェアもございます。
http://enchanting.cside.com/security/spammail.html
自動返信メールは /logs/ directory に、autoresponder.log を作成します。
以下のように表示されます。
time date <file requested> <email address>
file requested は返信されたファイル名、email address は自動返信メールアドレスにメールを送信した人のアドレスになります。
注)メールサーバーは10分ごとに新しいファイルの読み込みを行ないます。そのためこのシステムは、最大で10分後に機能します。